2025年7月26日 （仮訳）中国四川省においてチャノキに発生した新種、Xylochrysis guttulata Xiao, Y. & Liu, JK. 2025. Xylochrysis guttulata sp. nov., associated with Camellia sinensis in Sichuan Province, China. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.698.1.4 [Accessed July 26, 2025] 【R3-13014】2025/7/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国四川省においてチャノキの枯れ枝に発生した腐生菌の一種を検討し、Xylochrysis guttulataとして新種記載した。 本種は同属他種よりも孔口が短く、子嚢が大きく、子嚢胞子が小さく、金色の細胞層を欠くことなどで特徴づけられた。 分子系統解析では本種がウォスワシア科においてX. lucidaおよびX. aquaticaと姉妹群を形成した。 中国四川省楽山市沐川県廟坪村 （新種） Xylochrysis guttulata Y. Xiao. & Jian K. Liu 語源…油滴のある（子嚢胞子の特徴から） 【よく似た種との区別】 Xylochrysis lucida 子嚢果が埋生する 孔口頸部が短い 子嚢胞子が無色 子嚢胞子が楕円形 ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種より孔口頸部が目立つ 本種より孔口頸部が長い 本種と異なり子嚢果が散生するという特徴を欠く 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢のサイズが小さい 本種と異なり周囲の色素細胞層を欠くのではなく有する ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される