(仮訳)トルコ産の新種、Heliscus atilae
Hüseyin, E., Selçuk, F. & Ekici, K. 2017. A new species, Heliscus atilae from Turkey. Mikologiya I Fitopatologiya. Available at: https://openaccess.ahievran.edu.tr:8443/xmlui/handle/20.500.12513/1691?locale-attribute=tr [Accessed March 20, 2023] 【R3-10435】2023/3/20投稿

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3行まとめ

トルコ、クルシェヒル県においてRhamnus petiolarisの腐朽枝に発生した菌を検討し、Heliscus atilaeとして新種記載した。
本種は分生子に3-4(5)隔壁があり、2本の円筒形または円錐形の腕を有することなどで特徴づけられた。
本属菌の分生子柄、分生子、および分生子の腕の形質比較表を掲載した。
Turkey, Kırşehir Province, Boztepe district

(新種)

Heliscus atilae E.Hüseyin, F.Selçuk & K. Ekici
語源…著者の孫のAtila氏に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Heliscus lugdunensis
本種と異なりトルコではなくイタリアおよびフランスなどに分布する
本種より分生子柄が短い
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が3-4(5)ではなく1-3
本種と異なり分生子の腕の数が2ではなく3
Heliscus submersus
分生子の腕の数が2
分生子の腕の長さの範囲が重なる
本種より分生子柄の最大長が長い
本種より分生子の最大長が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子の隔壁数が3-4(5)ではなく1
本種と異なり分生子の腕の隔壁数が1(2)ではなく1
Heliscus tentaculus
本種より分生子柄が短い
本種より分生子柄の幅が広い
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種より分生子の腕が長い
本種と異なり分生子の腕の数が2ではなく3
Heliscus versaillensis
分生子の腕の数が2
本種より分生子柄が長い
本種より分生子のサイズが大きい