2022年9月4日 (仮訳)ロシアの北極圏地域(タイミル半島およびチュクチ半島)に産したPerichaena属の糞生変形菌の新種 Novozhilov, YK. & Schnittler, M. 2000. A new coprophilous species of Perichaena (Myxomycetes) from the Russian Arctic (the Taimyr Peninsula and the Chukchi Peninsula). Karstenia. Available at: https://www.funga.fi/Karstenia/Karstenia%2040-1%202000-19.pdf [Accessed September 4, 2022] 【R3-09846】2022/9/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシアの2ヶ所で採集されたトナカイ糞から湿室法で得られた変形菌の一種を検討し、Perichaena taimyriensisとして新種記載した。 本種は子嚢が橙黄色~杏橙色の球形~類球形、胞子の装飾が柱状で、細毛体を欠くことなどで特徴づけられた。 本種はPerichaena属とLicea属の中間的形質を有していた。 Russia, The Taimyr Peninsula, the watershed of the Kheta River (新種) Perichaena taimyriensis Novozhilov & Schnittler 語源…タイミル産の 【よく似た種との区別】 Perichaena corticalis var. liceoides 草食動物の糞生である 子嚢壁内層表面が平滑 本種より胞子のサイズが小さい 本種と異なり胞子に柱状装飾を有するという特徴を欠く 本種と子嚢壁外層の構造が異なる