2022年1月21日 (仮訳)コモン・デザート・ライケンに対する新名 Knudsen, K. et al., 2021. A new name for a common desert lichen. Bulletin of the California Lichen Society. Avaialble at: https://www.researchgate.net/publication/357658763_A_new_name_for_a_common_desert_lichen [Accessed January 21, 2022] 【R3-09166】2022/1/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 北米でAcarospora gyrocarpaとよばれてきた地衣に対してA. leavittiiの新名を与えた。 本種にはSarcogyne oligosporaという学名が利用可能であったが、既にAcarospora属に同じ種小名が存在していた。 また、本研究の結果に基づき、A. gyrocarpaはSarcogyne属とされた。 (新学名) Acarospora leavittii K. Knudsen & Hollinger 旧名:Sarcogyne oligospora H. Magn. 語源…BYU地衣類ハーバリウムのキュレーターであるSteve Leavitt博士に献名 【よく似た種との区別】 Sarcogyne gyrocarpa 岩石内生地衣である 形態的に類似している(従来同種とされてきた) 子器がPolysporina型 子嚢胞子のサイズの範囲が同一 子嚢胞子が通常広楕円形で稀にほぼ球形 本種と異なり米国などではなくアジアなどに分布する 本種と異なり子実層ゲルがヘミアミロイドではなく真のアミロイド 本種より側糸の幅が明らかに広い 本種とITS領域の塩基配列が異なる (その他掲載種) Sarcogyne gyrocarpa H. Magnusson 【よく似た種との区別】 Acarospora leavittii 岩石内生地衣である 形態的に類似している(従来同種とされてきた) 子器がPolysporina型 子嚢胞子のサイズの範囲が同一 子嚢胞子が通常広楕円形で稀にほぼ球形 本種と異なりアジアなどではなく米国などに分布する 本種と異なり子実層ゲルが真のアミロイドではなくヘミアミロイド 本種より側糸の幅が明らかに狭い 本種とITS領域の塩基配列が異なる