2023年11月25日 (仮訳)韓国のTalaromyces節に属するTalaromyces属1新種および5新産種 Nguyen, TTT. & Lee, HB. 2023. A New Species and Five New Records of Talaromyces (Eurotiales, Aspergillaceae) Belonging to Section Talaromyces in Korea. Mycobiology. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/12298093.2023.2265645 [Accessed November 25, 2023] 【R3-11187】2023/11/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国においてTalaromyces属菌の多様性調査を実施し、土壌、屋内の空中、淡水環境から計6菌株を分離した。 そのうち1種をT. echinulatusとして新種記載した。 また、5種を韓国新産種として報告した。 韓国ソウル特別市江北区樊洞 (新種) Talaromyces echinulatus Hyang B. Lee & T.T.T. Nguyen 語源…小刺状の(分生子の表面性状から) 【よく似た種との区別】 Talaromyces mangshanicus ITS+BenA+CaM+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種よりメトレの数が多い 本種よりフィアライドのメトレあたりの数が多い 本種と異なり分生子柄が単輪生または二輪生ではなく二輪生 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が球形、類球形、卵状ではなく類球形~楕円形 本種と異なりYES培地で帯紫赤色の可溶性色素を産生する 本種よりCYA25°Cでの生長が遅い 本種よりMEA25°Cでの生長が速い ITS+BenA+CaM+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (韓国新産種) Talaromyces brevis B.D. Sun, A.J. Chen, Houbraken & Samson (韓国新産種) Talaromyces fusiformis A.J. Chen, Frisvad & Samson (韓国新産種) Talaromyces muroii Yaguchi, Someya & Udagawa (韓国新産種) Talaromyces ruber (Stoll) Yilmaz, Houbraken, Frisvad and Samson (韓国新産種) Talaromyces soli Jurjević & S.W. Peterson