(仮訳)日本の八丈島に産した広義Aleurodiscus属の1新種
Maekawa, N. et al. 2023. A new species of the genus Aleurodiscus sensu lato (Russulales, Basidiomycota) from Hachijo Island, Japan. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/64/4/64_MYC606/_pdf [Accessed December 7, 2023] 【R3-11222】2023/12/7投稿

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3行まとめ

八丈島においてビロウの枯れた葉柄に発生したコウヤクタケ類の一種を検討し、Aleurodiscus sagittisporusとして新種記載した。
本種は担子胞子が矢尻形であり表面が微細な疣状、グレオシスチジアと樹枝状糸状体類似の側糸状菌糸を有し、1菌糸型でクランプを欠くことなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析で強く支持された単系統群を形成し、独立した属とする可能性を含めてさらなる研究が必要だとされた。
東京都八丈町末吉

(新種)

Aleurodiscus sagittisporus N. Maek., Y. Oba & R. Nakano
語源…矢の胞子の(担子胞子の形状から)
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