2022年11月3日 (仮訳)パナマの低地林の土壌シードバンクにおける先駆樹種の種子に関連する新種の菌、Acrogenospora terricola Harrington, AH. et al., 2022. Acrogenospora terricola sp. nov., a fungal species associated with seeds of pioneer trees in the soil seed bank of a lowland forest in Panama. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.005558 [Accessed November 2, 2022] 【R3-10024】2022/11/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パナマの熱帯低地林において分離された土壌菌を検討し、Acrogenospora terricolaとして新種記載した。 本種は人為的に埋没させたウラジロエノキ属、Cecropia属、およびバンレイシ属の種子から表面殺菌法で見出され、種子の多くは生存していなかった。 環境配列データからは本種が汎熱帯的に分布していることが示唆された。 Panama, Barro Colorado Island (新種) Acrogenospora terricola A.H. Harrington & A.E. Arnold 語源…土壌に生息する 【よく似た種との区別】 Acrogenospora thailandica 分生子柄が異常に長い 分生子柄が屈曲性である 分生子のサイズが類似している nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種ほど分生子が暗色不透明でない nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される