2020年11月27日 (仮訳)ニュージーランド産地衣類の追加記録 (51):Usnea dasaea Bannister, J., Harrold, P. & Blanchon, D. 2020. Additional lichen records from New Zealand 51. Usnea dasaea Stirt. Australasian Lichenology. Available at: https://www.anbg.gov.au/abrs/lichenlist/AL86.pdf [Accessed November 26, 2020] 【R3-07906】2020/11/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ニュージーランド新産種としてUsnea dasaeaを報告した。 本種はノースランド地方、ワイカト地方、オークランド地方、タスマン地方、オタゴ地方、およびマナワツ・ワンガヌイ地方の沿岸または内陸において在来、移入いずれの樹木にも発生していた。 本種からは薄層クロマトグラフィーでサラジン酸、ノルスチクチン酸、およびガルビン酸が見出された。 (ニュージーランド新産種) Usnea dasaea Stirt. トゲワタゲサルオガセ 【よく似た種との区別】 Usnea cornuta 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地衣体の枝に密な”spinulose fibril”を有するという特徴を欠く 本種と異なり皮層に赤色色素を含む 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸、ノルスチクチン酸、およびガルビン酸を含むという特徴を欠く Usnea rubicunda(アカヒゲゴケ) 同所的に分布する(ニュージーランド) 同時に発生することがある 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地衣体の枝に密な”spinulose fibril”を有するという特徴を欠く 本種と異なり皮層に赤色色素を含む 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸、ノルスチクチン酸、およびガルビン酸を含むという特徴を欠く