2023年3月24日 (仮訳)スウェーデン新産の地衣生菌類 Westberg, M. et al., 2023. Additions to the flora of lichenicolous fungi of Sweden. Graphis Scripta. Available at: https://nhm2.uio.no/botanisk/lav/Graphis/35_2/GS_35_4.pdf [Accessed March 24, 2023] 【R3-10449】2023/3/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スウェーデン新産種として15種の地衣生菌を報告した。 そのうち8種はフェノスカンジアにおける新産種でもあった。 各種について形態形質、写真、標本情報などを掲載した。 (スウェーデン新産種) Abrothallus halei Pérez-Ortega, Suija, D. Hawksw. & R. Sant. 【よく似た種との区別】 Abrothallus puntilloi スウェーデンに分布する 地衣生菌である 本種より子器のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3ではなく1 (北欧、フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Abrothallus puntilloi Brackel 【よく似た種との区別】 Abrothallus halei スウェーデンに分布する 地衣生菌である 本種より子器のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1ではなく3 (スウェーデン新産種) Arthonia japewiae Grube & Holien (スウェーデン新産種) Arthonia parietinaria Hafellner & A. Fleischhacker 【よく似た種との区別】 Arthonia molendoi 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種より感染斑のサイズが小さい 本種と異なり感染斑あたりの子嚢果の数が(10–)20–30(–50)ではなく1–5(–10) 本種と異なり子嚢果が艶消し状の黒色ではなく純粋な黒色 Arthonia epiphyscia 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種より感染斑のサイズが小さい 本種と異なり感染斑あたりの子嚢果の数が(10–)20–30(–50)ではなく(1–)5–10 (フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Buelliella lecanorae Suija & Alstrup (フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Lecidella parasitica Sanderson (スウェーデン新産種) Opegrapha lamyi (O.J. Rich. ex Nyl.) Triebel (スウェーデン新産種) Opegrapha pertusariicola Coppins & P. James (フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Parmeliicida pandemica Diederich, F. Berger, Etayo & Lawrey (スウェーデン新産種) Rosellinula frustulosae (Vouaux) R. Sant. (スウェーデン新産種) Sclerococcum microsporum (Etayo) Ertz & Diederich 【よく似た種との区別】 Sclerococcum pertusariicola 子嚢が多胞子性 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1ではなく3 (フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Stigmidium acetabuli Calat. & Triebel (フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Stigmidium hageniae (Rehm) Hafellner (フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Stigmidium humidum Pérez-Ortega, Halici & K. Knudsen (フェノスカンジア、スウェーデン新産種) Xenonectriella physciacearum F. Berger, E. Zimm. & Brackel