2023年6月19日 (仮訳)ポーランドの地衣類相への追加 Kowalewska, A. & Kukwa, M. 2003. Additions to the Polish lichen flora. Graphis Scripta. Available at: https://www.researchgate.net/publication/238088246_Additions_to_the_Polish_lichen_flora [Accessed June 19, 2023] 【R3-10708】2023/6/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド新産種として地衣類および地衣生菌類の計10分類群を報告した。 Arthonia excentricaなど各分類群について地理的分布、標本情報などを掲載した。 Tremella ramalinaeはごく稀な種で、ヨーロッパから3番目の報告となった。 (ポーランド新産種) Arthonia excentrica Th. Fr. (ポーランド新産種) Bacidia caligans (Nyl.) A.L. Sm. 【よく似た種との区別】 Bacidina arnoldiana 本種と異なり子実下層が無色でない 本種と異なり果殻の縁が帯褐色でない 本種と異なり果殻の縁がK+帯紫色でない (ポーランド新産種) Biatoropsis usnearum Räsänen (ポーランド新産種) Cladonia humilis var. bourgeanica A.W. Archer (ポーランド新産種) Lecanora compallens Herk & Aptroot 【よく似た種との区別】 Lecanora expallens 形態的に類似している(混同のおそれがある) 地衣成分としてウスニン酸およびゼオリンを含む 本種と異なり地衣成分としてチオファン酸、キサントンを含む Lecanora leuckertiana 地衣成分が類似している 本種と異なり地衣体が皮状ではなく鱗片状である 本種と異なり地衣体が粉芽塊ではなく粉芽で構成される (ポーランド新産種) Lecanora thysanophora R.C. Harris 【よく似た種との区別】 Haematomma ochroleucum 形態的に類似している(この種として同定されていた) 地衣成分として”porphyrilic acid”を含む 本種と異なり”porphyrilic acid”を25%の標本にしか含まないのではなく常に含む (ポーランド新産種) Pezizella epithallina (W. Phillips & Plowr.) Sacc. (ポーランド新産種) Rinodina efflorescens Malme (ポーランド新産種) Scoliciosporum sarothamni (Vain.) Vezda 【よく似た種との区別】 Scoliciosporum chromococcum 形態的に類似している(野外では識別が必ずしも容易でない) 本種と異なり子器が通常淡褐色なのではなく暗褐色~黒色 本種と異なり粉芽塊が帯緑色 (ポーランド新産種) Tremella ramalinae Diederich