2023年4月7日 (仮訳)地衣類は帰ってきているのか?ロシア、サンクトペテルブルク、ストレルニンスキー・ベレグ保護区 Himelbrant, DE. et al., 2023. Are lichens coming back? Strelninsky Bereg Protected Area (St. Petersburg, Russia). Novosti sistematiki nizshikh rastenii. Available at: https://www.binran.ru/en/publications/novosti-sistematiki-nizshyh-rastenij/2270/15298/ [Accessed April 7, 2023] 【R3-10490】2023/4/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、サンクトペテルブルクのストレルニンスキー・ベレグ保護区において地衣類相の調査を実施し、130種を記録した。 Lecania olivacellaをロシア新産種、3種を北西ヨーロッパロシア新産種としてそれぞれ報告した。 Leptogium saturninumはサンクトペテルブルクからの90年以上ぶりの再発見となり、大気汚染の減少を反映している可能性があった。 (北西ヨーロッパロシア新産種) Bacidina pycnidiata (Czarnota & Coppins) Czarnota & Guz.-Krzem. 【よく似た種との区別】 Bacidina modesta 地衣体の形態が類似している Fellhanera subtilis 粉子器の形態が類似している (北西ヨーロッパロシア新産種) Fellhanera bouteillei (Desm.) Vězda ヒノキノアオバゴケ (その他掲載種) Flavoparmelia caperata (L.) Hale キウメノキゴケ (その他掲載種) Hypotrachyna revoluta (Flörke) Hale ハコネゴンゲンゴケ (ロシア新産種) Lecania olivacella (Nyl.) Zahlbr. (北西ヨーロッパロシア新産種) Lecidella subviridis Tønsberg (その他掲載種) Leptogium saturninum (Dicks.) Nyl. ツブカワキノリ (その他掲載種) Punctelia jeckeri (Roum.) Kalb ※この他に調査地域における既知種を報告した(標本情報のみ)。