2014年3月28日 (仮訳)オーストラリア新産のヤマドリタケ Catcheside, PS. & Catcheside, DEA., 2012. Boletus edulis (Boletaceae), a new record for Australia. Journal of the Adelaide Botanic Gardens. Available at: http://www.environment.sa.gov.au/files/3d167627-47b9-43ab-a1d4-a0bd00a98125/kb-gen-jabg-25-catcheside.pdf [Accessed March 27, 2014]. 【R3-00545】2014/03/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ヤマドリタケは南アフリカとニュージーランドで移入種としての報告があったが、オーストラリアでも2007年に初めて、ヤマドリタケ類似の菌が確認された。 本種は南オーストラリア州、アデレード・ヒルズの高地に広く分布し、少なくとも3種の外国産樹種と共生関係にあると見られた。 形態学的検討およびITS領域の塩基配列に基づき、採集された菌が狭義のヤマドリタケに一致することが判明した。 (オーストラリア新産種) Boletus edulis Bull. ヤマドリタケ 【よく似た種との区別】 Boletus aereus 同じヤマドリタケ節に含まれる 本種より傘の褐色が濃い 本種と異なり傘表面がビロード状 本種より柄の褐色が濃い 本種と異なり柄の網目がさび褐色 本種と異なり柄の半分未満ではなく全体に網目が広がる Boletus reticulatus(ヤマドリタケモドキ) 同じヤマドリタケ節に含まれる 本種と異なり柄の半分未満ではなく全体に網目が広がる Boletus pinophilus 同じヤマドリタケ節に含まれる マツ属樹木と共生関係にある 本種と異なり傘表皮が厚いゼラチン質 本種と異なり傘表皮に幅広い末端要素を持つ