2023年8月27日 (和文題名)日本新産種Bryoperdon acuminatum(ホコリタケ科) Kasuya, T. et al. 2023. Bryoperdon acuminatum (Lycoperdaceae), a new record for Japan. Japanese Journal of Mycology. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjom/64/1/64_jjom.R4-9/_pdf [Accessed August 27, 2023] 【R3-10917】2023/8/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 石川県白山周辺で採集されたBryoperdon acuminatum(新称:モリノコダマタケ)を日本新産種として報告した。 本種は子実体が小型、卵形~円錐形で無性基部を欠き、担子胞子がほぼ平滑~僅かに疣状、外皮の刺が偽柔組織からなることなどで特徴づけられた。 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析により、イタリア産標本と同種であることが支持された。 (日本新産種) Bryoperdon acuminatum (Bosc) Vizzini モリノコダマタケ 【よく似た種との区別】 Bovista ochrotricha(スゴモリダンゴタケ) 日本およびヨーロッパに分布する 生態的に類似している 形態的に類似している 本種より担子胞子表面が密な小疣状である 本種と異なり外皮の刺が膨大しない、頂部が槍形でやや剛毛形の菌糸からなる