2022年8月30日 (仮訳)スウェーデン新産種、Calicium pinastri Jonsson, F. 2003. Calicium pinastri new to Sweden. Graphis Scripta. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Fredrik-Jonsson-5/publication/265193392_Calicium_pinastri_new_to_Sweden/links/5aa90c960f7e9b88266e19c7/Calicium-pinastri-new-to-Sweden.pdf [Accessed August 30 2022] 【R3-09829】2022/8/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スウェーデンのダーラナ地方およびヘルシングランド地方で採集された地衣をCalicium pinastriと同定した。 本種はフィンランドから記載され、チェコおよびドイツからも知られていたが、スウェーデンからの報告は初となった。 本種はスウェーデンにおいてほとんどの場合ヨーロッパアカマツの材に発生していたが、トウヒ属、ハンノキ属の樹皮にも発生していた。 (スウェーデン新産種) Calicium pinastri Tibell 【よく似た種との区別】 Calicium parvum 形態的に類似している(この種の小さな標本に類似している) 本種と異なり子嚢が棍棒形 Calicium glaucellum(ピンゴケ) 形態的に類似している(この種の小さな標本に類似している) 本種より子器のサイズが大きい 本種と異なり果殻縁部に白色粉霜を伴う 本種と異なり子嚢胞子の装飾が微細な縦方向の畝状で幼時ほぼ螺旋形に配列しているが成熟時不規則な亀裂状になる 本種と異なり地衣成分として石花酸を含む Calicium abietinum(クロヒメピンゴケ) 形態的に類似している(この種の小さな標本に類似している) 本種と異なり柄が帯褐色 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の装飾が微細な疣状