2023年6月13日 (仮訳)Canoparmelia cinerascensはParmelinella属に含まれる Benatti, MN. 2012. Canoparmelia cinerascens belongs in the genus Parmelinella (Parmeliaceae, lichenized Ascomycota). Opuscula Philolichenum. Available at: https://sweetgum.nybg.org/images3/479/370/OP11_p5.pdf [Accessed June 13, 2023] 【R3-10690】2023/6/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Canoparmelia cinerascensをホロタイプ標本を含めて再検討した。 シリアや子嚢胞子と粉子のサイズなどの形態形質、髄層の地衣成分などを根拠に、本種をParmelinella属に移した。 ホロタイプ標本の状態が悪かったため、本種のエピタイプ標本を指定した。 Brazil, São Paulo, Ubatuba Municipality, Parque Estadual da Serra do Mar, Núcleo Picinguaba (新組み合わせ) Parmelinella cinerascens (Lynge) Benatti & Marcelli 旧名:Canoparmelia cinerascens (Lynge) Elix & Hale ※本種のエピタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Parmelinella wallichiana(ワリキウメノキゴケ) 形態的に類似している(時に混同のおそれがある) 地衣成分が類似している(時に混同のおそれがある) 本種より地衣体のサイズがずっと大きい 本種より裂片のサイズが大きい 本種と異なりシリアが裂片の軸に集中するほか縁部により頻繁に見られる 本種より偽根が暗色である 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と下皮層の色が異なる