2023年12月4日 (仮訳)インド北東部、トリプラ州産野生きのこの特性調査 Debnath, S. et al. 2019. Characterization of wild mushrooms from Tripura, Northeast India. Indian Phytopathology. Available at: https://doi.org/10.1007/s42360-019-00188-9 [Accessed December 4, 2023] 【R3-11214】2023/12/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、トリプラ州の森林で採集された11種のきのこ類を報告した。 そのうちPluteus americanus、Stropharia stercoraria、Clitocybe sinopica、およびAgrocybe splendidaをインド新産種として報告した。 また、Auricularia delicataはトリプラ州新産種であった。 (インド新産種) Pluteus americanus (P. Banerjee & Sundb.) Justo, E.F. Malysheva & Minnis 【よく似た種との区別】 Pluteus salicinus(ビロードベニヒダタケ) 本種と異なり傘が主に褐色を帯びるのではなくより灰色を帯びる 本種ほど傘表面が強い吸水性でない (その他掲載種) Cookeina tricholoma (Mont.) Kuntze アラゲウスベニコップタケ 【よく似た種との区別】 Cookeina korfii 子嚢盤に毛と刺を有する 子嚢胞子が無色~桃色 Cookeina sinensis 子嚢盤表面が明瞭な毛状である 柄を有する 本種より柄が短い 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が紡錘状尖形でない 本種と異なり子嚢胞子表面が平滑でない Cookeina colensoi 子嚢盤の色が類似している 子嚢盤の形状が類似している 子嚢盤の構造が類似している 本種と子嚢盤のサイズが異なる 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が紡錘状尖形でない 本種と異なり子嚢胞子表面が平滑でない Cookeina speciosa(ウスベニコップタケ) 形態的に類似している 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が紡錘状尖形でない 本種と異なり子嚢胞子表面が平滑でない 本種と托髄層の毛の分布が異なる (インド新産種) Stropharia stercoraria (Schumach.) Quél. 【よく似た種との区別】 Stropharia semiglobata 形態的に類似している(同種ともされている) 本種と傘の開き具合が異なる 本種と柄のサイズが異なる 本種と柄表面が羊毛状かどうかが異なる 本種と柄が中実かどうかが異なる 本種と子嚢胞子のサイズが異なる (トリプラ州新産種) Auricularia delicata (Mont. ex Fr.) Henn. アミキクラゲ (その他掲載種) Auricularia auricula-judae (Bull.) Quél. キクラゲ (インド新産種) Clitocybe sinopica (Fr.) P. Kumm. 【よく似た種との区別】 Clitocybe subsocialis 本種と異なり子実体に刺激的な味を欠く 本種と異なり子実体に刺激臭を欠く (インド新産種) Agrocybe splendida Clémençon 【よく似た種との区別】 Agrocybe pediades(ハタケキノコ) 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種と担子器のサイズが異なる 本種と担子胞子のサイズが異なる 本種と異なり担子胞子に発芽孔を欠くのではなく有する この他にAuricularia sp1、Auricularia sp2、Lentinus sp.、およびInocybe sp.を報告した。