2021年11月10日 (仮訳)米国南東部、カリブ海地域、およびバミューダに産した新種の地衣、Chrysothrix bergeri LaGreca, S. 2020. Chrysothrix bergeri (Ascomycota: Arthoniales: Chrysothricaceae), a new lichen species from the southeastern United States, the Caribbean, and Bermuda. Plant and Fungal Systematics. Available at: https://pfsyst.botany.pl/-Chrysothrix-bergeri-Ascomycota-Arthoniales-Chrysothricaceae-na-new-lichen-species,128511,0,2.html [Accessed November 10, 2021] 【R3-08951】2021/11/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国南東部からバハマ、キューバ、バミューダ諸島にかけて分布する痂状地衣の一種を検討し、Chrysothrix bergeriとして新種記載した。 本種は地衣体の小粒が小さく、子嚢胞子が中位で狭窄せず時に一端が尖り、常にカリシンを主要な地衣成分として有することなどで特徴づけられた。 また、Bilimbia aurataのレクトタイプ標本を指定した。 Cuba, Confianza Estate (新種) Chrysothrix bergeri LaGreca 語源…オーストリアの医師で地衣類採集者のFranz Berger氏に献名 【よく似た種との区別】 Chrysothrix xanthina 米国、バハマ、キューバに分布する 広葉樹の樹皮に生じる 形態的に類似している(混同のおそれがある) 地衣体の小粒のサイズが同一 地衣体の小粒の色が同一 地衣成分としてピナストリン酸を含む 本種と異なりアンゴラ、中国、マルティニーク、プエルトリコにおける分布が知られている 本種と異なり子嚢胞子が中位で狭窄せず、時に一端が尖るという特徴を欠く 本種と異なり地衣成分として常にカリシンを有するのではなくピナストリン酸のみを含む Chrysothrix insulizans 同所的に分布する(米国) 地衣成分としてカリシンおよびレプラプ酸を含む 本種と異なり樹皮または材上ではなく岩上に生じる 本種と異なり地衣体が分離した粉芽塊類似のパッチ状からなる (その他掲載種) Chrysothrix xanthina (Vainio) Kalb ※本種のレクトタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Chrysothrix bergeri 米国、バハマ、キューバに分布する 広葉樹の樹皮に生じる 形態的に類似している(混同のおそれがある) 地衣体の小粒のサイズが同一 地衣体の小粒の色が同一 地衣成分としてピナストリン酸を含む 本種と異なりアンゴラ、中国、マルティニーク、プエルトリコにおける分布が知られていない 本種と異なり子嚢胞子が中位で狭窄せず、時に一端が尖る 本種と異なり地衣成分としてピナストリン酸のみを含むのではなく常にカリシンを有する