2023年6月7日 (仮訳)台湾産の新種Conioscypha taiwanianaおよび本属の新産種 Chen, J-L. & Tzean, S-S. 2000. Conioscypha taiwaniana sp. nov. and several new records of the genus from Taiwan. Botanical Bulletin of Academia Sinica. Availble at: https://ejournal.sinica.edu.tw/bbas/content/2000/4/bot414-09.html [Accessed June 7, 2023] 【R3-10674】2023/6/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 台湾南投県で採集された菌を検討し、Conioscypha taiwanianaとして新種記載した。 その他にC. hoehnelii、C. japonica、およびC. lignicolaを台湾新産種として報告した。 加えてC. bambusicolaの追加記録を報告し、これらの種の形質比較表を掲載した。 台湾南投県仁愛郷 (新種) Conioscypha taiwaniana J.L. Chen & Tzean 語源…台湾の 【よく似た種との区別】 Conioscypha hohnelii 台湾に分布する 分生子表面が平滑 本種より分生子形成細胞のカラレットの幅が広い 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が暗褐色~黒色ではなく褐色~暗褐色 本種と異なり分生子が球形、卵状、蕪形ではなく球形、類球形で時に不規則形 本種と異なり二次分生子を有するのではなく欠く Conioscypha dimorpha 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり小分生子を欠くのではなく有する Conioscypha lignicola 台湾に分布する 本種と異なり分生子の壁に粗い色素が沈着する Conioscypha japonica 台湾に分布する 本種と異なり分生子の壁に粗い色素が沈着する Conioscypha bambusicola 台湾に分布する 本種と異なり分生子がいくぶん卵形で頂部が尖る Conioscypha varia 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が球形、卵状、蕪形ではなく卵状、炎形、舟形または類楕円形 (台湾新産種) Conioscypha hoehnelii P.M. Kirk 【よく似た種との区別】 Conioscypha taiwaniana 台湾に分布する 分生子表面が平滑 本種より分生子形成細胞のカラレットの幅が狭い 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が褐色~暗褐色ではなく暗褐色~黒色 本種と異なり分生子が球形、類球形で時に不規則形ではなく球形、卵状、蕪形 本種と異なり二次分生子を欠くのではなく有する (台湾新産種) Conioscypha japonica Udagawa & Toyaz. 【よく似た種との区別】 Conioscypha taiwaniana 台湾に分布する 本種と異なり分生子の壁に粗い色素が沈着するという特徴を欠く (台湾新産種) Conioscypha lignicola Höhn. 【よく似た種との区別】 Conioscypha taiwaniana 台湾に分布する 本種と異なり分生子の壁に粗い色素が沈着するという特徴を欠く (その他掲載種) Conioscypha bambusicola Matsush. 【よく似た種との区別】 Conioscypha taiwaniana 台湾に分布する 本種と異なり分生子がいくぶん卵形で頂部が尖るという特徴を欠く