(仮訳)マイコスフェレラ科の属および種の研究
Braun, U. & Kruse, J. 2021. Contributions to the knowledge of mycosphaerellaceous genera and species. Schlechtendalia. Available at: https://public.bibliothek.uni-halle.de/index.php/schlechtendalia/article/view/2304/2335 [Accessed April 4, 2021] 【R3-08290】2021/4/4投稿

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3行まとめ

Ramularia lapponicaを再検討し、フィンランド産標本をネオタイプ標本としてを指定した。
キンポウゲ属植物を宿主とするRamularia属菌の検索表を掲載した。
また、ドイツで採集された菌寄生菌の一種をRamularia ragnhildianicolaとして新種記載したほか、Filiella pastinacaeおよびNeopseudocercosporella capsellaeの新宿主を記録した。
Germany, Rheinland-Pfalz, Landkreis Bad Dürkheim, Birkenheide, 1.6 km northwest of Eyersheimer Hof

(新種)

Ramularia ragnhildianicola J. Kruse & U. Braun
語源…Ragnhildiana属の
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【よく似た種との区別】
Ramularia butomi
菌寄生菌である
分生子の形態が類似している
本種と異なりRagnhildiana属菌を宿主とするという特徴を欠く
本種と異なり表在性の菌糸体を欠く
本種と異なり分生子柄が菌糸から単生するのではなく束状
本種より分生子柄がずっと長い
Ramularia coleosporii
菌寄生菌である
菌糸体が表在性のことがある
本種と異なりRagnhildiana属ではなくColeosporium属菌などを宿主とする
本種より分生子柄がずっと長い
Ramularia uredinis
菌寄生菌である
菌糸体が表在性のことがある
本種と異なりRagnhildiana属菌ではなくさび菌などを宿主とする
本種と異なり分生子柄が菌糸から単生するのではなく束生する
Finland, Lapland, Portimojärvi

(その他掲載種)

Ramularia lapponica Lindr.
※本種のネオタイプ標本を指定した。
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【よく似た種との区別】
Ramularia didyma
同じキンポウゲ属植物を宿主とする
本種と異なり菌糸体が表在性ではなく内在する
本種と異なり分生子柄が単生~緩く集まり、小型の子座状の凝集した菌糸から生じるのではなく、子座から束生する

(その他掲載種)

Filiella pastinacae (P. Karst.) Videira & Crous
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(その他掲載種)

Neopseudocercosporella capsellae (Ellis & Everh.) Videira & Crous
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