(仮訳)稀ではあるが容易に同定できるCoprinopsis strossmayeri集合種
Gargano, ML. & Ferraro, V. 2020. Coprinopsis strossmayeri agg. infrequent but easy to identify. Field Mycology. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1468164120300062 [Accessed November 2, 2023] 【R3-11116】2023/11/2投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イタリア、シチリア州の庭園においてエンジュの腐朽株に生じた菌を検討し、Coprinopsis strossmayeriと同定した。
本種はAlachuani亜節に含まれるが大型であり、子実体のサイズ、傘表面の被膜の名残、長い菌糸束などで特徴づけられた。
本種のエンジュからの報告は初となった。

(シチリア州新産種)

Coprinopsis strossmayeri (Schulzer) Redhead, Vilgalys & Moncalvo
ホソネヒトヨタケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coprinopsis atramentaria(ヒトヨタケ)
本種と子実体の色が異なる
本種と異なり傘表面に外被膜の名残を有するという特徴を欠く
本種と異なり根状菌糸束を欠く
Coprinopsis romagnesiana
本種と子実体の色が異なる
本種と異なり傘表面に外被膜の名残を有するという特徴を欠く
本種と異なり根状菌糸束を欠く