2020年11月3日 (仮訳)Codinaea、Dendrophoma、Paragaeumannomyces、Striatosphaeria属の境界、新種、およびテレオモルフ-アナモルフ関係 Réblová, M. et al., 2020. Delimitation, new species and teleomorph-anamorph relationships in Codinaea, Dendrophoma, Paragaeumannomyces and Striatosphaeria (Chaetosphaeriaceae). MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/57824/ [Accessed November 3, 2020] 【R3-07835】2020/11/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ケートスフェリア科菌類の形態学的検討および分子系統解析を実施した。 Paragaeumannomyces属に8新組み合わせおよび5新種を含め、本属菌の検索表を作成した。 さらに本科にCodinaea paniculataとStriatosphaeria castaneaの2新種を加えたほか、Dendrophoma cytisporoidesの有性世代を初めて見出した。 France, Ariège, Pyrénées Mts., Rimont, La Maille brook (新種) Codinaea paniculata Réblová & J. Fourn. 語源…束の(天然基質上での分生子柄と剛毛の様子から) 【よく似た種との区別】 Codinaea assamica フランスに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランス本土ではなくグアドループなどに分布する 本種と異なりin vivoでポリフィアライドを形成する 本種より分生子が僅かに長い 本種より小剛毛が長い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Dictyochaeta terminalis 分生子形成細胞がin vivoにおいてモノフィアライドである 分生子の隔壁数が0 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスではなく中国などに分布する 本種と異なり腐朽材ではなく腐朽葉などに生じる 本種より分生子のサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される France, Ariège, Pyrénées Mts., Ustou, Cirque de Cagateille, path up to the La Hillette lake (新種) Paragaeumannomyces abietinus Réblová, J. Fourn. & A.N. Mill. 語源…モミ属の 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces rubicundus 子嚢果が赤褐色 子嚢果孔口周囲の剛毛の配置が類似している ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスおよびウクライナではなくプエルトリコおよびコスタリカなどに分布する 本種と異なり子嚢果表面に赤色の結晶を伴う 本種より子嚢胞子が長い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(5–)7–9(–11)ではなく7 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Paragaeumannomyces lapazianus 子嚢果が赤褐色 子嚢果孔口周囲の剛毛の配置が類似している ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスおよびウクライナではなくプエルトリコおよびコスタリカなどに分布する 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種と異なり子嚢果表面に剛毛を時に欠く 本種より子嚢胞子の長さの範囲が大きい 本種より子嚢胞子の幅が広い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(5–)7–9(–11)ではなく7 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Paragaeumannomyces granulatus 子嚢果が帯赤褐色~暗褐色 子嚢果内部が桃色 子嚢果表面が無毛 子嚢果の乳頭突起が黒色 子嚢果の乳頭突起に短く圧着した剛毛を伴う 子嚢胞子がデキストリノイド ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスおよびウクライナではなくニュージーランドに分布する 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子が長い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(5–)7–9(–11)ではなく(7–)11–13 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Paragaeumannomyces smokiensis 子嚢果が帯赤褐色~暗褐色 子嚢果表面が無毛で頂部に剛毛を伴う 子嚢果の乳頭突起が黒色 子嚢果の乳頭突起に短く圧着した剛毛を伴う 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子がデキストリノイド ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスおよびウクライナではなく米国に分布する 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに小さい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(5–)7–9(–11)ではなく9-11 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される New Zealand, West Coast, Westland District, Mount Aspiring National Park, Haast, Roaring Billy track (新種) Paragaeumannomyces elegans Réblová & A.N. Mill. 語源…美しい(子嚢果と剛毛の様子から) 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces garethjonesii 子嚢果表面が剛毛状 子嚢胞子の隔壁数が7 剛毛が子嚢果表面全体に散在する 剛毛が不透明 剛毛が剛直で尖る ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりニュージーランドではなくタイなどに分布する 本種と異なり腐朽材ではなく豆の莢などに生じる 本種より子嚢果のサイズが小さい 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子の幅が狭い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Paragaeumannomyces panamensis 腐朽材に生じる 子嚢果表面が剛毛状 子嚢胞子の隔壁数が7 剛毛が子嚢果表面全体に散在する 剛毛が不透明 剛毛が剛直で尖る ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりニュージーランドではなくタイおよびパナマなどに分布する 本種より子嚢果のサイズが小さい 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子の幅が狭い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される New Zealand, West Coast, Westland District, Hokitika, Mananui Point, Lake Mahinapua, Swimmers Beach walks (新種) Paragaeumannomyces granulatus Réblová & A.N. Mill. 語源…小粒状の(子嚢果の殻壁の表面性状から) 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces abietinus 子嚢果が帯赤褐色~暗褐色 子嚢果内部が桃色 子嚢果表面が無毛 子嚢果の乳頭突起が黒色 子嚢果の乳頭突起に短く圧着した剛毛を伴う 子嚢胞子がデキストリノイド ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりニュージーランドではなくフランスおよびウクライナに分布する 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子が短い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(7–)11–13ではなく(5–)7–9(–11) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される USA, Tennessee, Sevier Co., Great Smoky Mountains National Park, Twin Creeks, Twin Creeks Nature Trail, near ATBI plot/map] <h1>(新種)</h1> <p><em><span style="font-size: x-large;"><a href="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/(和名データなし)-Paragaeumannomyces-sabinianus" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Paragaeumannomyces sabinianus</a></span></em> Réblová & A.N. Mill.<br /> 語源…Sabine M. Huhndorf氏に献名<br /> <a href="http://www.mycobank.org/Biolomics.aspx?Table=Mycobank&MycoBankNr_=836538"><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/mycobank_logo.png" alt="mycobank_logo" width="163" height="39" /></a><a href="http://www.indexfungorum.org/names/namesrecord.asp?RecordID=836538"><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/Species_Fungorum.png" alt="Species_Fungorum" width="53" height="54" /></a></p> <div class="panel panel-default"> <table class="table table-striped table-bordered" style="width: 100%;"> <thead> <tr> <th style="text-align: center;" colspan="2" bgcolor="#8b0000"><span style="color: #ffffff; font-size: medium;">【よく似た種との区別】</span></th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td style="text-align: center;" colspan="2" bgcolor="#fff0f5"><a href="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/(和名データなし)-Paragaeumannomyces-longisporus" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><strong> <em>Paragaeumannomyces longisporus</em></strong></a></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/maru.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>米国に分布する</strong></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/maru.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>腐朽材に生じる</strong></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/maru.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>子嚢果表面全体が剛毛状</strong></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/maru.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>子嚢胞子の隔壁数が7</strong></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/maru.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁</strong></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/batsu.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>本種より子嚢胞子が短い</strong></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/batsu.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>本種と異なりアナモルフが知られている</strong></td> </tr> <tr style="height: 10px;"> <td style="width: 5.53%; text-align: center;"><strong><img src="http://mycoscouter.coolblog.jp/daikinrin/wp-content/uploads/2013/11/batsu.gif" width="20" height="20" /></strong></td> <td style="height: 10px; width: 100%; font-size: 10pt;"><strong>ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される</strong></td> </tr> </tbody> </table> </div> <div class="simplemap"><div class="simplemap-content" data-breakpoint="480" data-lat="" data-lng="" data-zoom="3" data-addr="" data-infowindow="close" data-map-type-control="false" data-map-type-id="ROADMAP" style="width:100%;height:200px;">Whaley-Big Greenbrier Cemetery, Park Headquarters Rd, Gatlinburg, Sevier County, Tennessee, United States</div></div>USA, Tennessee, Sevier Co., Great Smoky Mountains National Park, Greenbrier, alternative side trail to Whaley Cemetery (新種) Paragaeumannomyces smokiensis Réblová & A.N. Mill. 語源…(グレート・)スモーキー産の 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces abietinus 子嚢果が帯赤褐色~暗褐色 子嚢果表面が無毛で頂部に剛毛を伴う 子嚢果の乳頭突起が黒色 子嚢果の乳頭突起に短く圧着した剛毛を伴う 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子がデキストリノイド ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国ではなくフランスおよびウクライナに分布する 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が9-11ではなく(5–)7–9(–11) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される French Guiana, Maripasoula, Saül (新種) Striatosphaeria castanea Réblová & J. Fourn. 語源…栗色の(分生子の色から) 【よく似た種との区別】 Striatosphaeria codinaeophora ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種より分生子のサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Paragaeumannomyces albidus (T.J. Atk., A.N. Mill. & Huhndorf) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria albida T.J. Atk. 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces bombycinus 子嚢果のサイズの範囲が重なる 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 剛毛を欠く ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢果がほぼ白色、帯黄白色で乳頭突起が黒色、乾燥および老成すると暗黄色、黄褐色~暗生姜褐色になるのではなく淡黄褐灰色 本種と異なり子嚢果の側面が老成および乾燥するとしばしば狭窄するという特徴を欠く 本種と異なり子嚢果が新鮮時小区画状という特徴を欠く 本種と異なり子嚢果に顕著な乳頭突起を有するという特徴を欠く 本種より子嚢のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(3–)5–11ではなく(7–)11(–13) 本種より子嚢果の殻壁が薄い 本種と異なり子嚢果殻壁の外層に外側がメラニン化した領域を含むという特徴を欠く (新組み合わせ) Paragaeumannomyces bombycinus (T.J. Atk., A.N. Mill. & Huhndorf) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria bombycina T.J. Atk. 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces albidus 子嚢果のサイズの範囲が重なる 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 剛毛を欠く ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢果が淡黄褐灰色ではなくほぼ白色、帯黄白色で乳頭突起が黒色、乾燥および老成すると暗黄色、黄褐色~暗生姜褐色になる 本種と異なり子嚢果の側面が老成および乾燥するとしばしば狭窄する 本種と異なり子嚢果が新鮮時小区画状 本種と異なり子嚢果に顕著な乳頭突起を有する 本種より子嚢のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(7–)11(–13)ではなく(3–)5–11 本種より子嚢果の殻壁が厚い 本種と異なり子嚢果殻壁の外層に外側がメラニン化した領域を含む (新組み合わせ) Paragaeumannomyces garethjonesii (R.H. Perera, Maharachch. & K.D. Hyde) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria garethjonesii R.H. Perera 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces elegans 子嚢果表面が剛毛状 子嚢胞子の隔壁数が7 剛毛が子嚢果表面全体に散在する 剛毛が不透明 剛毛が剛直で尖る ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりタイなどではなくニュージーランドに分布する 本種と異なり豆の莢などではなく腐朽材に生じる 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子の幅が広い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Paragaeumannomyces panamensis 子嚢果のサイズが類似している 子嚢果表面全体に剛毛が散在する 子嚢の長さの範囲が重なる 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子の隔壁数が7 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢の幅が僅かに狭い 本種より剛毛が長い 本種と異なりアナモルフが知られている ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Paragaeumannomyces lapazianus (G.C. Carroll & Munk) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria lapaziana (G.C. Carroll & Munk) F.A. Fernández & Huhndorf (基礎異名はLasiosphaeria lapaziana G.C. Carroll & Munk) 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces abietinus 子嚢果が赤褐色 子嚢果孔口周囲の剛毛の配置が類似している ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりプエルトリコおよびコスタリカなどではなくフランスおよびウクライナに分布する 本種より子嚢果のサイズが小さい 本種と異なり子嚢果表面に剛毛を時に欠くのではなく有する 本種より子嚢胞子の長さの範囲が小さい 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が7ではなく(5–)7–9(–11) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Paragaeumannomyces longisporus (Sacc.) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria longispora (Sacc.) P.M. Kirk (基礎異名はOphioceras longisporum Sacc.) (新組み合わせ) Paragaeumannomyces panamensis (Huhndorf & F.A. Fernández) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria panamensis Huhndorf & F.A. Fernández 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces garethjonesii 子嚢果のサイズが類似している 子嚢果表面全体に剛毛が散在する 子嚢の長さの範囲が重なる 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子の隔壁数が7 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢の幅が僅かに広い 本種より剛毛が短い 本種と異なりアナモルフが知られていない ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Paragaeumannomyces sphaerocellularis アジアに分布する 子嚢果が帯赤褐色 子嚢果表面全体が剛毛状 子嚢胞子が無色 剛毛が暗色不透明 剛毛が尖る 本種と異なりパナマおよびタイなどではなく日本に分布する 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種より子嚢が僅かに短い 本種より子嚢胞子が長い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が常に7ではなく5-10 Paragaeumannomyces elegans 腐朽材に生じる 子嚢果表面が剛毛状 子嚢胞子の隔壁数が7 剛毛が子嚢果表面全体に散在する 剛毛が不透明 剛毛が剛直で尖る ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりタイおよびパナマなどではなくニュージーランドに分布する 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子の幅が広い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Paragaeumannomyces raciborskii (Penz. & Sacc.) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria raciborskii (Penz. & Sacc.) F.A. Fernández & Huhndorf (基礎異名はOphiochaeta raciborskii Penz. & Sacc.) 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces sphaerocellularis 本種より子嚢が長い 本種より子嚢胞子が長い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が13-16ではなく5-10 (新組み合わせ) Paragaeumannomyces rubicundus (Huhndorf & F.A. Fernández) Réblová & A.N. Mill. 旧名:Chaetosphaeria rubicunda Huhndorf & F.A. Fernández 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces abietinus 子嚢果が赤褐色 子嚢果孔口周囲の剛毛の配置が類似している ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりプエルトリコおよびコスタリカなどではなくフランスおよびウクライナに分布する 本種と異なり子嚢果表面に赤色の結晶を伴うという特徴を欠く 本種より子嚢胞子が短い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が7ではなく(5–)7–9(–11) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Paragaeumannomyces sphaerocellularis Matsush. 【よく似た種との区別】 Paragaeumannomyces panamensis アジアに分布する 子嚢果が帯赤褐色 子嚢果表面全体が剛毛状 子嚢胞子が無色 剛毛が暗色不透明 剛毛が尖る 本種と異なり日本ではなくパナマおよびタイなどに分布する 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種より子嚢が僅かに長い 本種より子嚢胞子が短い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が5-10ではなく常に7 Paragaeumannomyces raciborskii 本種より子嚢が短い 本種より子嚢胞子が短い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が5-10ではなく13-16 (その他掲載種) Dendrophoma cytisporoides (Sacc.) Sacc.