(仮訳)Hebeloma属の食用種および2種の新熱帯産のマツ
Carrasco-Hernández, V. et al. 2015. Edible species of the fungal genus Hebeloma and two neotropical pines. Pakistan Journal of Botany. Available at: https://pakbs.org/pjbot/PDFs/47(1)/45.pdf [Accessed January 7, 2024] 【R3-11316】2024/1/7投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

メキシコにおいて広く流通している食用きのこであるHebeloma alpinumH. leucosarx、およびH. mesophaeumについて検討した。
担子胞子の装飾をSEMで観察したほか、2種の新熱帯産のマツ属樹木と菌根合成を行った。
各種の外生菌根の形態を記述し、特にマツとH. alpinumとの菌根の形態型は初の報告となった。

(その他掲載種)

Hebeloma alpinum (J. Favre) Bruchet
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hebeloma leucosarx
メキシコに分布する
食用きのこである
本種より傘の直径が大きい
本種より傘が明色である
本種より柄が長い
本種と異なり担子胞子の装飾がタイプB(単純型で一様な畝状)ではなくタイプC(板状構造)である
Hebeloma mesophaeum(ワカフサタケ)
メキシコに分布する
食用きのこである
担子胞子の装飾がタイプC(板状構造)である
本種より傘の直径が大きい
本種より傘が明色である
本種より柄が長い

(その他掲載種)

Hebeloma leucosarx P.D. Orton
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hebeloma alpinum
メキシコに分布する
食用きのこである
本種より傘の直径が小さい
本種より傘が暗色である
本種より柄が短い
本種と異なり担子胞子の装飾がタイプC(板状構造)ではなくタイプB(単純型で一様な畝状)である
Hebeloma mesophaeum(ワカフサタケ)
メキシコに分布する
食用きのこである
本種より傘が明色である
本種と異なり担子胞子の装飾がタイプB(単純型で一様な畝状)ではなくタイプC(板状構造)である

(その他掲載種)

Hebeloma mesophaeum (Pers.) Quél.
ワカフサタケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hebeloma alpinum
メキシコに分布する
食用きのこである
担子胞子の装飾がタイプC(板状構造)である
本種より傘の直径が小さい
本種より傘が暗色である
本種より柄が短い
Hebeloma leucosarx
メキシコに分布する
食用きのこである
本種より傘が暗色である
本種と異なり担子胞子の装飾がタイプC(板状構造)ではなくタイプB(単純型で一様な畝状)である