(仮訳)ウズベキスタンにおいてEranthis longistipitataに生じた新種Entyloma eranthidis
Denchev, TT. et al., 2021. Entyloma eranthidis sp. nov. on Eranthis longistipitata from Uzbekistan. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2021/00000136/00000002/art00005 [Accessed September 12, 2021] 【R3-08775】2021/9/12投稿

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3行まとめ

ウズベキスタンにおいてEranthis longistipitataに生じた黒穂菌の一種を検討し、Entyloma eranthidisとして新種記載した。
本種は同属他種よりも黒穂胞子が長く、壁が厚く、外層にひび割れを生じることなどで特徴づけられた。
本種はウズベキスタンから報告された17番目のEntyloma属菌であり、キンポウゲ科植物からの報告としては3番目となった。
Uzbekistan, Tashkent Region, NE of Tashkent, W Tian Shan, Ugamskii Khrebet, NE of Charvak Reservoir

(新種)

Entyloma eranthidis T. Denchev, Denchev, Kemler & Begerow
語源…セツブンソウ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Entyloma bullosum
同じキンポウゲ科植物を宿主とする
黒穂胞子の長さの範囲が重なる
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりセツブンソウ属ではなくキンポウゲ属植物などを宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Entyloma martindalei
黒穂胞子の壁厚の範囲が重なる