2023年8月30日 (仮訳)インドネシア新産種、Inosperma subsphaerosporum Putra, IP. et al. 2023. First record of Inosperma subsphaerosporum (Inocybaceae) in Indonesia. Turczaninowia. Available at: http://turczaninowia.asu.ru/article/view/13438/11261 [Accessed August 30, 2023] 【R3-10924】2023/8/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、中部カリマンタン州からInosperma subsphaerosporumをインドネシア新産種として報告した。 本種の報告は中国からの原記載以来となったが、現地住民によって食用にされており、市場でも売られていた。 本種との同定はSEM観察を含む形態学的検討のほか、分子系統解析によっても確かめられた。 (インドネシア新産種) Inosperma subsphaerosporum Y.G. Fan, L.S. Deng, W.J. Yu & L.Y. Liu 【よく似た種との区別】 Inosperma carnosibulbosum 傘のサイズが類似している 縁シスチジアを豊富に有する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい 本種と担子胞子の形状が異なる ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Inosperma akirnum 縁シスチジアを豊富に有する 本種より傘のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい 本種と担子胞子の形状が異なる Inosperma saragum 縁シスチジアを豊富に有する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい 本種と担子胞子の形状が異なる ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される