2023年8月15日 (仮訳)スイスおよびヨーロッパにおいてイロハモミジとハウチワカエデにうどんこ病を引き起こすSawadaea polyfidaの初記録 Beenken, L., Brännhage, J. & Ruffner, B. 2023. First record of Sawadaea polyfida causing powdery mildew on Acer palmatum and A. japonicum in Switzerland and Europe. New Disease Reports. Available at: https://bsppjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/ndr2.12161 [Accessed 8/15/2023] 【R3-10881】2023/8/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スイスにおいてイロハモミジとハウチワカエデに発生したうどんこ病を検討し、病原菌をSawadaea polyfidaと同定した。 本種はスイス各地においてハウチワカエデ2本、イロハモミジ38本から見出された。 本種との同定はITS領域に基づく分子系統解析で確かめられた。 (その他掲載種) Sawadaea polyfida (C.T. Wei) R.Y. Zheng & G.Q. Chen 【よく似た種との区別】 Sawadaea bicornis 同じカエデ属植物を宿主とする 形態的に類似している(未熟な場合に混同のおそれがある) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より閉子嚢殻の付属糸の数がずっと少ない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Sawadaea tulasnei 同じカエデ属植物を宿主とする 形態的に類似している(未熟な場合に混同のおそれがある) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より閉子嚢殻の付属糸の数がずっと少ない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される