2024年3月17日 (仮訳)タイにおいてニチニチソウに根腐病および根頭腐敗病を引き起こすPythium delienseの初報告 Intaparn, P. et al. 2019. First report of Pythium deliense causing root and crown rot on Catharanthus roseus in Thailand. Plant Pathology & Quarantine. Available at: https://plantpathologyquarantine.org/pdf/PPQ_9_1_21.pdf [Accessed March 17, 2024] 【R3-11525】2024/3/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ、チエンマイ県においてニチニチソウに発生した根腐病および根頭腐敗病を検討し、根や周囲の土壌から分離された卵菌をPythium delienseと同定した。 形態形質および分子系統解析に基づき同定し、接種試験により本種の病原性を確かめた。 タイにおけるニチニチソウに対する本種の病原性の報告は初となった。 (その他掲載種) Pythium deliense Meurs 【よく似た種との区別】 Pythium aphanidermatum 遊走子嚢が数珠状である 卵胞子が非充満性 造精器が節間生 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より遊走子嚢の形態が複雑である 本種と異なり造卵器柄が造精器に向かって屈曲するという特徴を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される