2024年2月25日 (仮訳)ヒトの皮膚糸状菌症の新たな原因であるハリネズミの菌、Trichophyton erinaceiの宿主主導の亜種分化 Čmoková, A. et al. 2022. Host-driven subspeciation in the hedgehog fungus, Trichophyton erinacei, an emerging cause of human dermatophytosis. Persoonia. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/nhn/pimj/2022/00000048/00000001/art00006 [Accessed February 25, 2024] 【R3-11462】2024/2/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ハリネズミに皮膚糸状菌症を引き起こす病原菌であり、世界中でヒトの感染症も増加させているTrichophyton erinaceiについて系統学的および集団遺伝学的分析を実施した。 複数遺伝子系統解析とマイクロサテライト分析により本種が単系統種として支持されたが、小分生子のサイズと抗真菌剤感受性が微妙に異なる宿主特有の亜集団が特定された。 この2集団間で種分化過程が進行中であるが、集団間で遺伝子流動が依然として存在することを示した。 (その他掲載種) Trichophyton benhamiae (Ajello & S.L. Cheng) Y. Gräser & de Hoog