2022年11月14日 （仮訳）日本新産種Lithographa tesserata Davydov, EA. et al., 2022. Lithographa tesserata (Trapeliaceae, lichenized Ascomycota) new to Japan. Novosti sistematiki nizshikh rastenii. Available at: https://www.binran.ru/en/publications/novosti-sistematiki-nizshyh-rastenij/2260/15041/ [Accessed November 14, 2022] 【R3-10058】2022/11/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 北海道において珪質岩に発生したLithographa tesserataを日本新産種として報告した。 Lithographa属の報告も日本初となった。 本種は地衣体が痂状の小区画状で黒色のリレラを有し、子嚢胞子が無色、ノルスチクチン酸を含むことなどで特徴づけられた。 （日本新産種） Lithographa tesserata (DC.) Nyl. 【よく似た種との区別】 Lithographa graphidioides 本種と異なり日本における分布が知られていない 本種と異なり子器がいくぶん円形 本種と異なり子器盤が開かないのではなく開く Lithographa opegraphoides 本種と異なり日本における分布が知られていない 本種と異なり子器盤がスリット状で開かないのではなく初めスリット状で通常のちに拡大する Lithographa olivacea 子器盤がスリット状 本種と異なり日本における分布が知られていない 本種と異なり地衣体が暗いオリーブ褐色 本種より子器のサイズが小さい Lithographa marionensis 本種と異なり日本における分布が知られていない 本種と異なり地衣体が灰色 本種と異なり地衣体が亀裂状～小区画状 本種と異なり地衣体がC+赤色 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸を含む