(仮訳)インド産のGloeophyllum属1新種の分子および形態学的特性
Mattoo, BB. et al., 2022. Molecular and morphological characterization of a new species of Gloeophyllum (Basidiomycota, Agaricomycetes) from India. Mycosphere. Available at: https://www.schweizerbart.de/papers/nova_hedwigia/detail/114/101167/Molecular_and_morphological_characterization_of_a_new_species_of_Gloeophyllum_Basidiomycota_Agaricomycetes_from_India [Accessed April 2, 2024] 【R3-11574】2024/4/2投稿

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3行まとめ

インド、ジャンムー・カシミール連邦直轄領において柵の柱などに発生した菌を検討し、Gloeophyllum longisporumとして新種記載した。
本種は子実体が帯灰褐色で子実層托が襞状、担子胞子が無色円筒形非アミロイド、3菌糸型であることなどで特徴づけられた。
本種の記載によりインド産Gloeophyllum属菌は9種に増加した。
India, Jammu and Kashmir, village of Bhaderwah subdivision in Doda district

(新種)

Gloeophyllum longisporum Brij Bala, Avn. P. Singh, Dhingra, Singh S.K., Rana S. & Maurya D.K.
語源…長い胞子の(担子胞子の長さから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gloeophyllum sepiarium(キカイガラタケ)
インドに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国における分布が知られている
本種より子実体のサイズが大きい
本種と異なり子実体が半円形またはロゼット状
本種より担子胞子のサイズが小さい
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される