(仮訳)韓国においてカシワの根圏から採集されたTuber himalayenseの形態学的・系統学的特性
Park, H. et al., 2021. Morphological and Phylogenetic Characteristics of Tuber himalayense Collected from Rhizosphere of Quercus dentata in Korea. The Korean Journal of Mycology. Available at: http://www.kjmycology.or.kr/article/?num=N0320490110 [Accessed June 24, 2021] 【R3-08533】2021/6/24投稿

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3行まとめ

韓国丹陽郡においてカシワの根圏に見出された菌を検討し、Tuber himalayenseと同定した。
本種の韓国からの報告は初となった。
子嚢果と菌根を用いて形態学的検討および分子系統解析を実施し、本種がT. indicumと異なる系統を形成することを示した。

(韓国新産種)

Tuber himalayense B.C. Zhang & Minter
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Tuber indicum
同じTuber indicum複合種に含まれる
形態的に非常に類似している
ITS+nrLSU+TEF1、MAT1-1-1、MAT1-2-1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり韓国における分布が知られていない
本種より子実体のサイズが大きい
本種ほど外皮表面の多角形の疣が規則的でない
ITS+nrLSU+TEF1、MAT1-1-1、MAT1-2-1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される