2022年9月8日 (仮訳)ベトナム産Ophiocordyceps sphecocephalaおよびOphiocordyceps asianaの形態的・系統分類学的研究 Mai, TN. et al., 2022. Morphological and Phylogenetic Study of Ophiocordyceps sphecocephala and Ophiocordyceps asiana from Vietnam. Applied Ecology and Environmental Research. Available at: https://www.researchgate.net/publication/363145640_MORPHOLOGICAL_AND_PHYLOGENETIC_STUDY_OF_OPHIOCORDYCEPS_SPHECOCEPHALA_AND_OPHIOCORDYCEPS_ASIANA_FROM_VIETNAM [Accessed September 8, 2022] 【R3-09857】2022/9/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベトナム、ラムドン省で採集された2種の菌を検討し、それぞれOphiocordyceps sphecocephala、O. asianaと同定した。 前者の種についてベトナム産標本の他地域の標本に対する種内差を示すとともに、初めて形態データと遺伝子データの両方を結び付けて報告した。 後者は広範なカメムシ類に発生し、ベトナム新産種として報告された。 (その他掲載種) Ophiocordyceps sphecocephala (Klotzsch ex Berkeley) G.H. Sung, J.M. Sung, Hywel-Jones & Spatafora ハチタケ (ベトナム新産種) Ophiocordyceps asiana Mongkolsamrit, Khao-ngam, Himaman, Rungjindamai & Luangsa-ard 【よく似た種との区別】 Ophiocordyceps nutans(カメムシタケ) 東南アジアに分布する 宿主昆虫が類似している 子嚢殻のサイズの範囲が重なる 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種より子座の幅が狭い 本種より結実部が短い ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ophiocordyceps neonutans 同じカメムシ科昆虫を宿主とする 子座のサイズの範囲が重なる 子嚢殻のサイズの範囲が重なる 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりツノカメムシ科、ヘリカメムシ科昆虫が宿主として知られていない 本種より結実部の幅が狭い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される