2022年2月19日 （仮訳）米国北西部産の新規および興味深い地衣類、地衣生菌類、その他の子嚢菌類 Haldeman, M., 2021. New and interesting records of lichens, lichenicolous fungi and other Ascomycota from northwestern USA IV. Evansia. Available at: https://bioone.org/journals/evansia/volume-38/issue-4/0747-9859-38.4.149/New-and-Interesting-Records-of-Lichens-Lichenicolous-Fungi-and-Other/10.1639/0747-9859-38.4.149.short [Accessed February 19, 2022] 【R3-09254】2022/2/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 北米新産種として地衣生菌類のCalycina alstrupii、Clypeococcum cladonema、Laetisaria lichenicola、およびStigmidium humidumを報告した。 その他に北米西部、北米北西部、米国、米国本土などにおける新産種として地衣生菌類を報告した。 また、Epibryon属のコケ生息菌4種を報告し、そのうちE. casaresiiは北米新産種であった。 （その他掲載種） Arthonia dispersa A. Massalongo （米国北西部、ワシントン州新産種） Arthonia epiphyscia Nylander （米国北西部、ワシントン州新産種） Arthonia phaeophysciae Grube & Matzer （その他掲載種） Buelliella physciicola Poelt & Hafellner （北米新産種） Calycina alstrupii A. Suija & J. Motiejūnaitė （北米新産種） Clypeococcum cladonema (Weddell) D. Hawksworth （アイダホ州新産種） Clypeococcum hypocenomycis D. Hawksworth （ワシントン州新産種） Didymocyrtis epiphyscia Ertz & Diederich （ワシントン州新産種） Heterocephalacria bachmannii (Diederich & M.S. Christiansen) Millanes & Wedin （ワシントン州新産種） Hymenelia ceracea (Arnold) M. Choisy （北米新産種） Laetisaria lichenicola Diederich, Lawrey & Van den Broeck （米国本土、ワシントン州新産種） Niesslia lobariae Etayo & Diederich （米国本土、ワシントン州新産種） Plectocarpon nephromeum (Norman) R. Santesson （米国本土、ワシントン州新産種） Protounguicularia nephromatis (Zhurbenko & Zavarzin) Huhtinen, D. Hawksworth & Ihlen （ワシントン州新産種） Sclerococcum lobariellum (Nylander) Ertz & Diederich （北米北西部、ワシントン州新産種） Sphaerellothecium pumilum (Lettau) Navarro-Rosinés, Cl. Roux & Hafellner （北米北西部、ワシントン州新産種） Stigmidium gyrophorarum (Arnold) D. Hawksworth （北米新産種） Stigmidium humidum Pérez-Ortega, Halici & K. Knudsen （北米西部、ワシントン州新産種） Epibryon bryophilum (Fuckel) Döbbeler ※論文中では広義の本種とされている 【よく似た種との区別】 Epibryon casaresii 米国に分布する 同じヒシャクゴケ属のコケを宿主とする 子嚢殻が球形 子嚢殻表面が刺状 本種より子嚢殻のサイズが僅かに小さい 本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい （北米新産種） Epibryon casaresii (Bubák & González Fragoso) Döbbeler ※論文中では広義の本種とされている 【よく似た種との区別】 Epibryon bryophilum 米国に分布する 同じヒシャクゴケ属のコケを宿主とする 子嚢殻が球形 子嚢殻表面が刺状 本種より子嚢殻のサイズが僅かに大きい 本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい （北米西部、ワシントン州新産種） Epibryon hypophyllum Döbbeler （その他掲載種） Epibryon metzgeriae (Racovitza) Döbbeler ※この他に北米北西部新産種としてCercidospora stenotropae (ad int.) を報告した。