2024年1月8日 (仮訳)Tasmidella属の新組み合わせ Kantvilas, G. 2023. New combinations in the lichen genus Tasmidella. Muelleria. Available at: https://www.rbg.vic.gov.au/media/msfjgkqe/muelleria-42-kantvilas-tasmidella-3-8.pdf [Accessed January 8, 2024] 【R3-11319】2024/1/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Tasmidella variabilis var. inactivaを種に昇格させた。 また、Biatora subfuscescensをTasmidella属に移した。 Tasmidella属と類似属との地衣成分、色素、果殻、子嚢、および子嚢胞子の形質比較表を掲載した。 (新階級提唱) Tasmidella inactiva (Kantvilas, Hafellner & Elix) Kantvilas 旧名:Tasmidella variabilis var. inactiva Kantvilas 【よく似た種との区別】 Tasmidella subfuscescens オーストラリア、ニュージーランドに分布する 顕微鏡的形態が同一である 子嚢胞子のサイズが類似している 本種と同所的に発生することがほとんどない 本種と異なり地衣体が淡い帯灰色ではなく顕著な帯黄色 本種より地衣体が一般的に粗い疣状である 本種と異なり子器盤が永続的に扁平で縁取りがあるのではなくしばしば凸形になり縁取りがなくなる 本種と異なり子器盤に普通粉霜を伴うのではなく粉霜は稀である 本種と異なり地衣成分としてキサントン類を含む 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンを含まない (新組み合わせ) Tasmidella subfuscescens (Hellb.) Kantvilas 旧名:Biatora subfuscescens Hellb. ※本種のレクトタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Tasmidella inactiva オーストラリア、ニュージーランドに分布する 顕微鏡的形態が同一である 子嚢胞子のサイズが類似している 本種と同所的に発生することがほとんどない 本種と異なり地衣体が顕著な帯黄色ではなく淡い帯灰色 本種ほど地衣体が一般的に粗い疣状でない 本種と異なり子器盤がしばしば凸形になり縁取りがなくなるのではなく永続的に扁平で縁取りがある 本種と異なり子器盤に粉霜は稀であるのではなく普通粉霜を伴う 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンを含む 本種と異なり地衣成分としてキサントン類を含まない