2023年12月3日 (仮訳)トルコおよびアジアにおけるLecanora、Lecidea、Melaspilea、Placynthium、およびVerrucaria属の新記録 Aslan, A. & Yazıcı, K. 2013. New Lecanora, Lecidea, Melaspilea, Placynthium, and Verrucaria records for Turkey and Asia. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000123/00000001/art00043 [Accessed December 3, 2023] 【R3-11211】2023/12/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコのウードゥル県、ヴァン県、およびブルドゥル県において地衣類の調査を実施した。 トルコ新産種としてLecanora invadensなど5種の地衣類を報告した。 そのうちMelaspilea interjecta、Placynthium garovaglioi、およびVerrucaria bryoctonaはアジア新産種となった。 (トルコ新産種) Lecanora invadens H. Magn. 【よく似た種との区別】 Lecanora semipallida 本種ほど地衣体が顕著でない 本種と異なり子器が暗褐色~僅かに黒色でない 本種と異なり子器に僅かに粉霜を伴うという特徴を欠く 本種と異なり子実上層が黄褐色でない (トルコ新産種) Lecidea promiscua Nyl. 【よく似た種との区別】 Lecidea promiscens 本種より地衣体が厚い 本種と異なり地衣体が白色である (アジア新産種) Melaspilea interjecta (Leight.) A.L. Sm. 【よく似た種との区別】 Polysporina simplex 形態的に類似している(子嚢盤が”subgyrose”の老成した標本では混同のおそれがある) (アジア新産種) Placynthium garovaglioi (A. Massal.) Zahlbr. 【よく似た種との区別】 Placynthium hungaricum 本種と異なり地衣体中央部が密に詰まった小鱗片からなるという特徴を欠く 本種と異なり小裂片が分枝し裂芽状である 本種と異なり裂片が葉縁において圧着されるという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1である (アジア新産種) Verrucaria bryoctona (Th. Fr.) Orange 【よく似た種との区別】 Verrucaria xyloxena 本種と異なり地衣体に褐色色素を含む 本種ほど子嚢胞子の形状が細長くない 本種と異なり子嚢胞子に小型ゼラチン質の付属糸を伴うという特徴を欠く