2023年10月15日 (仮訳)南極、ジェームズ・ロス島におけるOleoguttula mirabilisおよびRachicladosporium antarcticumの新記録 Laichmanová, M. 2020. New records of Oleoguttula mirabilis and Rachicladosporium antarcticum from James Ross Island, Antarctica. Czech Polar Reports. Available at: https://journals.muni.cz/CPR/article/view/14303/11906 [Accessed October 15, 2023] 【R3-11064】2023/10/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南極、ジェームズ・ロス島で分離された2種の岩石生息菌を検討し、Oleoguttula mirabilisおよびRachicladosporium antarcticumと同定した。 本種との同定はITS領域の塩基配列によっても確かめられた。 両種のジェームズ・ロス島からの報告は2番目となった。 (その他掲載種) Oleoguttula mirabilis Selbmann & de Hoog (その他掲載種) Rachicladosporium antarcticum Onofri & Egidi 【よく似た種との区別】 Rachicladosporium monterosium 形態的に類似している(識別困難である) 菌糸が褐色 菌糸が分枝する 分生子を培養下で形成しない ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり菌糸が数珠状ではなく束状で吻合する 本種と異なり菌糸が内生出芽型の伸長を示すという特徴を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Rachicladosporium mcmurdoi 南極に分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子の形成が知られている ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される