2023年11月13日 (仮訳)アパラチア山脈産分類群について:新たに報告された隔離分布と複数の北米新産種 Lendemer, JC. 2023. Notes on Appalachian taxa including newly reported disjunctions and multiple species new to North America. Opuscula Philolichenum. Available at: https://sweetgum.nybg.org/science/op/biblio_list.php?BucVolume_tab=22 [Accessed November 13, 2023] 【R3-11150】2023/11/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Xenonectriella streimanniiとPsoronactis dillenianaを北米新産種、Arthonia ligniariellaとFellhanera subtilisを北米東部新産種として報告した。 Biatora appalachensisがアパラチア山脈全域に分布することを報告したほか、Lepra oahuensisを他種と比較した。 ペンシルベニア州における絶滅種とされていたRockefellera crossophyllaを発見した。 (北米東部新産種) Arthonia ligniariella Coppins (その他掲載種) Biatora appalachensis Printzen & Tønsberg (その他掲載種) Fellhanera bouteillei (Desm.) Vězda ヒノキノアオバゴケ 【よく似た種との区別】 Fellhanera parvula 形態的に類似している(従来混同されてきた) 子器が淡色~僅かに帯黄色 本種と異なり地衣体が青灰色ではなく緑色 本種より子器の丈が低い 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を含むのではなく欠く Fellhanera subtilis 米国に分布する 針葉樹に生じる 本種と異なり針葉ではなく樹木の枝に生じる 本種と異なり地衣体表面が小粒状ではなく平滑 本種と異なり子器が通常帯黄色なのではなく淡色 本種と異なり子嚢胞子の細胞数が2ではなく4 (北米東部新産種) Fellhanera subtilis (Vězda) Diederich & Sérus. 【よく似た種との区別】 Fellhanera bouteillei(ヒノキノアオバゴケ) 米国に分布する 針葉樹に生じる 本種と異なり樹木の枝ではなく針葉に生じる 本種と異なり地衣体表面が平滑ではなく小粒状 本種と異なり子器が淡色なのではなく通常帯黄色 本種と異なり子嚢胞子の細胞数が4ではなく2 (その他掲載種) Gyalideopsis mexicana Tretiach, Giralt & Vezda (米国本土新産種) Lepra oahuensis H. Magn. ex A.W. Archer & Elix (その他掲載種) Rockefellera crossophylla (Tuck.) Lendemer & E. Tripp (北米新産種) Psoronactis dilleniana (Ach.) Ertz & Tehler (北米新産種) Xenonectriella streimannii (S.Y. Kondr.) Rossman