2023年2月15日 (仮訳)ニューカレドニア産のハナビラゴケ科地衣について Jørgensen, PM. & Gjerde, I. 2012. Notes on some pannariaceous lichens from New Caledonia. Cryptogamie, Mycologie. Available at: https://sciencepress.mnhn.fr/sites/default/files/articles/pdf/cryptogamie-mycologie2012v33f1a1.pdf [Accessed February 15, 2023] 【R3-10338】2023/2/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ニューカレドニアからKroswia polydactylaおよびPannaria flabellataの2新種を記載した。 前者は裂芽として機能するとみられる細長い裂片を有し、後者は葉縁に扇形の裂片を有することなどでそれぞれ特徴づけられた。 両種はニューカレドニアにおける固有種となる可能性があった。 New Caledonia, Mt. Bouo (新種) Kroswia polydactyla P.M.Jørg. 語源…多指の 【よく似た種との区別】 Kroswia crystallifera 本種と異なり裂片が細長い指形でない 本種と異なりギムニジアを欠くのではなく有する 本種と異なり地衣成分を欠くのではなく有する(テルペノイド) New Caledonia, Mont Moné (新種) Pannaria flabellata P.M.Jørg. 語源…扇形の 【よく似た種との区別】 Pannaria santessonii 本種と異なりニューカレドニアではなく東アフリカなどに分布する 本種と異なり地衣体が薄いという特徴を欠く 本種と異なり裂片が葉縁において扇形という特徴を欠く 本種と異なり裂芽を有する Pannaria ramosii ニューカレドニアに分布する 本種と異なりフィリピンや多くの東南アジアの島々などに分布する 本種より地衣体が厚い 本種と異なり裂片が葉縁において扇形という特徴を欠く 本種と異なり二次裂片を有する 本種と異なり粉芽塊を有するのではなく欠く Pannaria tjibodensis 本種と異なりニューカレドニアではなくジャワ、オーストラリアなどに分布する 本種と異なり稔性を有する 本種より地衣体のサイズが大きい Pannaria tenuis 地衣体が薄い 本種より地衣体が鱗片状である 本種と異なり粉芽塊を有するのではなく欠く