2024年1月16日 (仮訳)中国産の新種Pestalotiopsis sonneratiae Jiang, N. et al. 2022. Pestalotiopsis sonneratiae sp. nov. from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2023/00000137/00000004/art00010;jsessionid=17e7q1x8bl2c2.x-ic-live-02 [Accessed January 16, 2024] 【R3-11343】2024/1/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国広東省においてSonneratia apetalaの葉に発生した菌を検討し、Pestalotiopsis sonneratiaeとして新種記載した。 本種は類縁種とは分生子のサイズ、分生子頂部および基部の付属糸の長さ、頂部の付属糸の数などが異なっていた。 本種と類縁種を含む分子系統樹および形質比較表を掲載した。 中国広東省中山市横門鎮 (新種) Pestalotiopsis sonneratiae Ning Jiang 語源…ハマザクロ属の 【よく似た種との区別】 Pestalotiopsis etonensis ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりハマザクロ属ではなくネズミノオ属植物などを宿主とする 本種より分生子のサイズが小さい 本種より分生子基部の付属糸が短い 本種と異なり分生子頂部の付属糸の数が2-3ではなく3 本種より分生子頂部の付属糸が短い ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pestalotiopsis formosana 分生子のサイズの範囲が重なる 分生子頂部の付属糸の長さの範囲が重なる ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりハマザクロ属ではなくイネ科植物などを宿主とする 本種より分生子基部の付属糸の最大長が短い 本種と異なり分生子頂部の付属糸の数が2-3ではなく2 ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pestalotiopsis nanningensis 分生子頂部の付属糸の数が2-3 ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりハマザクロ属ではなくツバキ属植物などを宿主とする 本種より分生子が長い 本種より分生子基部の付属糸の最大長が短い 本種より分生子頂部の付属糸が長い ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pestalotiopsis rhizophorae ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりハマザクロ属ではなくヤエヤマヒルギ属植物などを宿主とする 本種より分生子が長い 本種より分生子基部の付属糸の最大長が短い 本種と異なり分生子頂部の付属糸の数が2-3ではなく1-2 本種より分生子頂部の付属糸の最大長が短い ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pestalotiopsis thailandica ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりハマザクロ属ではなくヤエヤマヒルギ属植物などを宿主とする 本種より分生子が長い 本種より分生子基部の付属糸の最大長が長い 本種と異なり分生子頂部の付属糸の数が2-3ではなく1-2 本種より分生子頂部の付属糸が長い ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される