2022年4月5日 (仮訳)Pholiota gallica:バルカン半島新産の知見に乏しい暗色胞子のハラタケ類 Assyov, B. 2022. Pholiota gallica (Fungi, Strophariaceae): first Balkan collection of a littleknown dark-spored agaric. Borziana. Available at: https://www.researchgate.net/publication/359340074_Pholiota_gallica_Fungi_Strophariaceae_first_Balkan_collection_of_a_little-known_dark-spored_agaric [Accessed April 5, 2022] 【R3-09390】2022/4/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブルガリア、ブラゴエヴグラト州からバルカン半島およびブルガリアにおける新産種としてPholiota gallicaを報告した。 本種はヨーロッパで最も知られていないPholiota属菌の一つであり、これまでフランス、アルジェリア、モロッコ、キプロスから報告されていた。 本種は焼け跡ではない地中海性植生において、常緑のオークに近接した草地の砂質土壌に発生していた。 (バルカン半島、ブルガリア新産種) Pholiota gallica J. Holec & M. Kolařík 【よく似た種との区別】 Pholiota chocenensis 焼け跡菌ではない 柄シスチジアを欠く 本種と異なり柄表面に黄さび色~さび橙色の羊毛状の被膜の名残を伴う 本種と異なり傘表皮が2層からなる Pholiota brunnescens 担子胞子のサイズの範囲がかなり重なる 本種と異なりヨーロッパではなく北米、中央アジア、東アジアなどに分布する 本種と異なり焼け跡菌である 本種と異なり柄シスチジアを欠くのではなく有する Pholiota castanea 本種と異なり北米などに分布する 本種と異なり焼け跡菌である 本種より柄が繊細である 本種と異なり柄表面に黄色の薄片を有さない 本種と傘表皮の構造が異なる 本種と異なり柄シスチジアを欠くのではなく有する