2023年12月8日 (仮訳)Phyllosticta属3新種の多相的特性調査 Su, YY. & Cai, L. 2012. Polyphasic characterisation of three new Phyllosticta spp. Persoonia. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/nhn/pimj/2012/00000028/00000001/art00007 [Accessed December 8, 2023] 【R3-11224】2023/12/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国からPhyllosticta hostaeおよびP. schimaeの2新種、イギリスからP. ilicis-aquifoliiの1新種を記載した。 これらの新種はそれぞれHosta plantaginea、Schima superba、セイヨウヒイラギを宿主としていた。 P. hostaeはギボウシ属植物を宿主とする初のPhyllosticta属菌となった。 中国北京市 (新種) Phyllosticta hostae Y.Y. Su & L. Cai 語源…ギボウシ属の 【よく似た種との区別】 Phyllosticta vaccinii 宿主の葉に発生する 形態的に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりHosta plantagineaではなくVaccinium arboretumなどを宿主とする 本種と異なり有性世代が知られている 本種より分生子殻のサイズが大きい 本種より分生子のサイズが僅かに小さい 本種より分生子の付属糸の最大長が長い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国浙江省古田山自然保護区 (新種) Phyllosticta schimae Y.Y. Su & L. Cai 語源…ヒメツバキ属の 【よく似た種との区別】 Phyllosticta theacearum 同じツバキ科植物を宿主とする 本種と異なりヒメツバキ属植物が宿主として知られていない 本種より分生子形成細胞が短い Phyllosticta ampelicida 宿主の葉に発生する 本種と異なりSchima superbaではなくAmpelopsis auinquefoliaなどを宿主とする 本種より分生子形成細胞が短い 本種より分生子のサイズが小さい UK, England, London (新種) Phyllosticta ilicis-aquifolii Y.Y. Su & L. Cai 語源…セイヨウヒイラギの 【よく似た種との区別】 Phyllosticta llimonae 同じモチノキ科植物を宿主とする 本種より分生子形成細胞が長い Phyllosticta concentrica 同じモチノキ科植物を宿主とする 本種と異なり有性世代が知られている 本種より分生子のサイズが小さい 本種よりスペルマチアのサイズが大きい Phyllosticta gaultheriae ITSおよびITS+EF+GPDH+ACTに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり有性世代が知られている 本種より分生子のサイズが小さい ITSおよびITS+EF+GPDH+ACTに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phyllosticta pyrolae ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される