2021年8月1日 (仮訳)イタリア、ラティウム、モンテ・ロッカ・ロマーナのクリ林における稀な発見 Knijn, A., Ferretti, A. & Saar, I. 2021. Rare findings from the chestnut forest of Monte Rocca Romana (Latium, Italy). Italian Journal of Mycology. Available at: https://italianmycology.unibo.it/article/view/12562 [Accessed August 1, 2021] 【R3-08649】2021/8/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、モンテ・ロッカ・ロマーナにおいて晩秋~冬に発生したHydnum ibericumおよびH. ovoideisporumを報告した。 前者のイタリアからの報告は初となった。 また、この他にRamariopsis pulchellaとEntoloma属の一種を報告した。 (イタリア新産種) Hydnum ibericum Olariaga, Liimatainen & Niskanen 【よく似た種との区別】 Hydnum ovoideisporum 同所的に分布する(イタリア) 同時に発生することがある 子実層托が直生する 針が円錐形 担子胞子が卵状~広楕円形 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が類白色~クリーム淡黄褐色ではなく橙色 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Hydnum ovoideisporum Olariaga, Grebenc, Salcedo & M.P. Martín 【よく似た種との区別】 Hydnum ibericum 同所的に分布する(イタリア) 同時に発生することがある 子実層托が直生する 針が円錐形 担子胞子が卵状~広楕円形 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が橙色ではなく類白色~クリーム淡黄褐色 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Ramariopsis pulchella (Boudier) Corner ヒナサンゴタケ ※この他にEntoloma属の一種を掲載した。