2024年4月8日 (仮訳)タイにおいて淡水から得られた不完全糸状菌の新種、Rhexodenticula aquatica Dong, W. et al. 2021. Rhexodenticula aquatica (Sordariomycetidae genera incertae sedis), a novel hyphomycete from freshwater in Thailand. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.483.2.5 [Accessed April 8, 2024] 【R3-11592】2024/4/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ、ソンクラー県の小川で沈んだ材に発生したアナモルフ菌の一種を検討し、Rhexodenticula aquaticaとして新種記載した。 本種は分生子柄が類円筒形で分枝せず、離脱様式が他のどの同属他種とも異なり裂開性で、分生子形成細胞が末端生で多出芽型、分生子が紡錘形で表面が小疣状、3隔壁を有することなどで特徴づけられた。 本種を含む検索表を掲載した。 Thailand, Songkhla Province (新種) Rhexodenticula aquatica W. Dong, H. Zhang & Doilom 語源…水生の 【よく似た種との区別】 Rhexodenticula cylindrospora 分生子の着色が僅かに不均一である ITS+nrLSU+nrSSU+TEFに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり水生ではなく陸生である 本種と異なり材ではなく腐朽葉や枯死稈に生じる 本種と異なり分生子離脱様式が裂開性ではなく破裂的である 本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色~褐色ではなく淡褐色 本種と異なり分生子が紡錘形ではなくほぼ円筒形 本種より分生子の中位細胞のサイズがより大きいという特徴を欠く 本種と異なり分生子の末端細胞が先細りになるという特徴を欠く 本種と異なり分生子基部の縁部にフリルを有する ITS+nrLSU+nrSSU+TEFに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Rhexodenticula elegiae 分生子の着色が僅かに不均一である 本種と異なり分生子離脱様式が裂開性ではなく破裂的である 本種と分生子の形状が異なる 本種と異なり分生子基部の縁部にフリルを有する Rhexodenticula zhengii 分生子の着色が僅かに不均一である 本種と異なり分生子離脱様式が裂開性ではなく破裂的である 本種と分生子の形状が異なる 本種と異なり分生子基部の縁部にフリルを有する Rhexodenticula acaciae ITS+nrLSU+nrSSU+TEFに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子離脱様式が裂開性ではなく破裂的である 本種と異なり分生子の着色が僅かに不均一という特徴を欠く 本種と異なり分生子基部の縁部にフリルを有する ITS+nrLSU+nrSSU+TEFに基づく分子系統解析で明瞭に区別される