2023年12月14日 (仮訳)アマゾンの熱帯雨林バイオームにおいて土壌および腐朽材から分離された捕食性酵母の新種、Saccharomycopsis praedatoria Santos, ARO. et al. 2023. Saccharomycopsis praedatoria sp. nov., a predacious yeast isolated from soil and rotten wood in an Amazonian rainforest biome. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.006125 [Accessed December 14, 2023] 【R3-11244】2023/12/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、アマゾナス州において土壌および腐朽材から分離された酵母の一種を検討し、Saccharomycopsis praedatoriaとして新種記載した。 本種はホモタリックであり、子嚢が単胞子性で子嚢胞子は球形であった。 本種はSaccharomyces cerevisiaeの細胞に感染ペグを侵入させて殺すことが可能だった。 Piquiá Sol Nascente Community, Itacoatiara municipality, Amazonas state, Brazil (新種) Saccharomycopsis praedatoria A.R.O. Santos, Barros, Batista, G.F.L. Souza, Alvarenga, Abegg, T.K. Sato, Hittinger, Lachance & Rosa 語源…捕食性の 【よく似た種との区別】 Saccharomycopsis fodiens D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなくオーストラリアなどに分布する 本種と異なり土壌および腐朽材ではなくHibiscus heterophyllusの花などから分離される 本種と異なりトレハロースを資化可能 本種と異なりスクロース、マルトースを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis lassenensis D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりL-ソルボース、スクロース、マルトース、セロビオース、D-キシロースを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis fermentans D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりトレハロースを資化可能 本種と異なりスクロース、マルトース、セロビオース、D-キシロース、エリトリトール、D-マンニトールを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis javanensis D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりトレハロースを資化可能 本種と異なりスクロース、マルトース、セロビオース、エリトリトール、D-マンニトールを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis babjevae D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりトレハロースを資化可能 本種と異なりL-ソルボース、マルトース、セロビオース、D-キシロース、エリトリトール、D-マンニトールを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis schoenii D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりトレハロースを資化可能 本種と異なりマルトース、セロビオース、エリトリトール、D-マンニトールを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Saccharomycopsis oosterbeekiorum D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりトレハロースを資化可能 本種と異なりマルトース、セロビオース、D-キシロース、エリトリトール、D-マンニトールを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される