2020年8月15日 (仮訳)スペイン、カナリア諸島、ラ・パルマ島における広義Lyophyllum属の稀産種または絶滅危機種 Dähncke, RM., Contu, M. & Vizzini, A. 2009. Some rare or critical taxa of the genus Lyophyllum s. l. (Basidiomycota, Agaricomycetes) from La Palma (Canary Islands, Spain). Österreichische Zeitschrift für Pilzkunde. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/OestZPilz_18_0129-0139.pdf [Accessed August 15, 2020] 【R3-07596】2020/8/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ カナリア諸島のラ・パルマ島から広義Lyophyllum属の稀産種および絶滅危機種を報告した。 L. boniiなど8種と1変種を掲載した。 そのうち1種は暫定的にLyophyllum pruinatumとされていた種だが、分類学的位置の決定にはさらなる検討が必要とした。 (スペイン新産種) Lyophyllum bonii Contu (スペイン新産種) Lyophyllum ignobile (P. Karst.) Clémençon 【よく似た種との区別】 Lyophyllum semitale(スミゾメシメジ) 形態的に類似している(混同のおそれがある) 傘が暗色を帯びる 担子胞子が楕円形~長形 本種より担子器がずっと長い 本種より担子器がずっとしっかりとしている 本種より担子胞子のサイズが大きい (カナリア諸島新産種) Lyophyllum leucophaeatum (P. Karst.) P. Karst. (その他掲載種) Lyophyllum maas-geesterani Clémençon & Winterh. (スペイン新産種) Lyophyllum maleolens M. Melis & Contu 【よく似た種との区別】 Lyophyllum aemiliae 本種より傘が暗色 本種と異なり傘に中丘を有する 本種と肉の臭いが異なる 本種と異なり担子胞子が扁桃形~紡錘形ではなく楕円形~長形 本種と異なり担子胞子に胞子盤を欠く Lyophyllum amygdalosporum 本種と異なり襞が傷つくと初め青色、のちに黒色に変色する 本種より担子胞子のサイズが大きい (その他掲載種) Lyophyllum semitale (Fr.) Kühner スミゾメシメジ 【よく似た種との区別】 Lyophyllum semitale var. intermedium スペインに分布する 担子器のサイズが同一 本変種より担子胞子のサイズが僅かに短い 本変種より担子胞子の幅が僅かに広い (その他掲載種) Lyophyllum semitale var. intermedium Romagn. 【よく似た種との区別】 Lyophyllum semitale(スミゾメシメジ) スペインに分布する 担子器のサイズが同一 本変種より担子胞子のサイズが僅かに長い 本変種より担子胞子の幅が僅かに狭い (その他掲載種) Lyophyllum subglobisporum Cons. & Contu