2023年9月26日 (仮訳)ガイアナと日本に産したヒラタケ型のベニタケ科菌類の系統分類、およびそれらの外生菌根ステータス Henkel, TW., Aime, MC., & Miller, SL. 2000. Systematics of Pleurotoid Russulaceae from Guyana and Japan, with Notes on Their Ectomycorrhizal Status. Mycologia. Available at: http://www.jstor.org/stable/3761479 [Accessed September 26, 2023] 【R3-11007】2023/9/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ガイアナ産のLactarius panuoidesおよびL. campinensisを検討し、後者をRussula属に移した。 これら2種はDicymbe属が優占する森林で見られ、子実体に外生菌根性の細根を伴っていた。 一方、日本産のL. uyedaeには菌根共生の証拠が見出されなかった。 (その他掲載種) Lactarius panuoides Singer 【よく似た種との区別】 Lactarius igapoensis 本種より子実体が濃色 本種より担子胞子の装飾の丈が低い Lactarius uyedae 傘表皮が球形薄壁の細胞と細長い厚壁の毛からなる nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の毛が短いとされる 本種より傘の毛が鋭くないとされる nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Russula campinensis (Singer) T.W. Henkel, Aime & S.L. Mill. 旧名:Pleurogala campinensis (Singer) Redhead & Norvell (その他掲載種) Lactarius uyedae Singer 【よく似た種との区別】 Lactarius panuoides 傘表皮が球形薄壁の細胞と細長い厚壁の毛からなる nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の毛が長いとされる 本種より傘の毛が鋭いとされる nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius igapoensis 傘表皮が球形薄壁の細胞と細長い厚壁の毛からなる 本種より傘の毛が長いとされる 本種より傘の毛が鋭いとされる