(仮訳)韓国においてアベマキから分離されたツバキア科の新種、Tubakia byeongjinii
Cho, S-E. et al. 2024. Tubakia byeongjinii, a new species of Tubakiaceae, isolated from Quercus variabilis in South Korea. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.638.3.9 [Accessed April 7, 2024] 【R3-11587】2024/4/7投稿

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3行まとめ

韓国、世宗特別自治市においてアベマキの葉面に発生した菌を検討し、Tubakia byeongjiniiとして新種記載した。
本種はT. japonicaに近縁であったが、盾形分生子殻と分生子のサイズがより小さいことなどで特徴づけられた。
韓国からのアベマキを宿主とするTubakia属菌の報告は初となった。
韓国世宗特別自治市

(新種)

Tubakia byeongjinii D. Hyeon Lee, S.E. Cho & K.C. Shin
語源…韓国の樹木病理学者、Byeongjin Cha氏に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Tubakia japonica
東アジアに分布する
同じブナ科樹木を宿主とする
ITS+nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり韓国ではなく日本などに分布する
本種と異なりアベマキではなくクリなどを宿主とする
本種より盾形分生子殻のサイズが比較的大きい
本種より分生子のサイズが比較的大きい
ITS+nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される