2013年12月14日 （仮訳）インドのミカン園から分離されたPhytophthora insolitaの形態および分子の記載 Bawage, S. et al., 2013. Morphological and Molecular Description of Phytophthora insolita Isolated from Citrus Orchard in India. Journal of Mycology. Available at: http://www.hindawi.com/journals/jmy/2013/247951/abs/ [Accessed December 14, 2013]. 【R3-00132】2013/12/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ミカン属の病原菌として知られているPhytophthora insolitaが、インドのマンダリンオレンジの果樹園土壌から1菌株のみ分離された。 本種はこれまで台湾、中国、米国で報告されてきた、エキビョウキン属の中でも特に稀でよく知られていない種である。 本種の分離株について、培養性状を含む形態観察、分子系統解析、RFLP解析、交配試験、接種試験を行った。 （インド新産種） Phytophthora insolita Ann & W.H. Ko 【よく似た種との区別】 Phytophthora nicotianae 同じくインドに分布する 同じくミカン属に対する病原菌である インドのミカン園では本種よりずっと分離頻度が高い ITS領域とAlu I、Msp I、Rsa Iを用いたRFLP解析でバンドパターンが異なる ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phytophthora palmivora 同じくインドに分布する 同じくミカン属に対する病原菌である インドのミカン園では本種よりずっと分離頻度が高い ITS領域とAlu I、Msp I、Rsa Iを用いたRFLP解析でバンドパターンが異なる ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phytophthora citrophthora 同じくインドに分布する 同じくミカン属に対する病原菌である インドのミカン園では本種よりずっと分離頻度が高い ITS領域とAlu I、Msp I、Rsa Iを用いたRFLP解析でバンドパターンが異なる ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phytophthora lacustris 同じくインドに分布する 同じくミカン属に対する病原菌である インドのミカン園では本種と同じく極めて稀