(仮訳)複数遺伝子に基づく系統解析によりRhopalostroma lekaeの系統的位置が明らかになった
Daranagama, DA. et al., 2014. A multiple gene genealogy reveals phylogenetic placement of Rhopalostroma lekae. Phytotaxa. Available at: http://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.186.4.1/0 [Accessed November 12, 2015].
【R3-02374】2015/11/13投稿

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3行まとめ

タイ北部、チエンラーイ県において採集されたRhopalostroma lekaeを検討し、系統的位置を明らかにした。
本種の主な二次代謝産物がビナフタレンテトラオールであり、その他にいくつかの未同定の物質を含むことを示した。
複数遺伝子に基づく分子系統解析により、Rhopalostroma属がPhylacia属およびThamnomyces属と近縁であることが示された。

(その他掲載種)

Rhopalostroma lekae Whalley, Thienh., M.A. Whalley & Sihan.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Rhopalostroma angolense
アナモルフがNodulisporium属類似である
ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードIに含まれる)
本種と異なり分布域がアフリカに限られる
本種と異なり子座の色素がKOHで紫色ではなく”isabelline-olivaceous”を呈する
ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される