(仮訳)Oudemansiella属の新組み合わせ
Wartchow, F., 2014. A new combination in Oudemansiella (Physalacriaceae, Agaricomycetes). Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_5_5_12.pdf [Accessed November 20, 2014].
【R3-01299】2014/11/20投稿

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3行まとめ

新組み合わせOudemansiella cephalocystidiataを提唱した。
また、本種をボリビア新産種として報告した。
本種は担子胞子が小型で、子実層シスチジアが乏しく、柄の頂部に頭状の柄シスチジアを有することなどで特徴づけられた。

(新組み合わせ、ボリビア新産種)

Oudemansiella cephalocystidiata (R.H. Petersen & Aime) Wartchow
旧名:Dactylosporina cephalocystidata R.H. Petersen & Aime
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Oudemansiella steffenii
子実体のサイズがやや類似している
本種より担子胞子のサイズがかなり大きい
本種より担子胞子のトゲ状装飾の数が多く、23より多い程度ではなく約30
本種と異なり顕著な子実層シスチジアを有する
本種と異なり柄の中ほどに柄シスチジアが普通に見られる
Oudemansiella macracantha
本種より傘の直径が小さい
本種より柄がずっと長い
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子のトゲ状装飾が長い
本種と異なり子実層シスチジアが豊富に見られる
本種と異なり柄の中ほどに柄シスチジアを有する
Oudemansiella kuehnerii
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり傘表皮の装飾に狭棍棒形・瓶形・紡錘形の要素を有する
本種と異なり柄の中ほどに柄シスチジアを有する
Oudemansiella glutinosa
南米に分布する
本種より柄が長い
本種より担子胞子がやや長い
本種と異なり担子胞子の装飾が合着したトゲ状
本種と異なり柄頂部の柄シスチジアが円筒形~蠕虫形