(仮訳)北米東部産のイグチ科の新属
Halling, RE., Baroni, TJ. & Binder, M. 2007. A new genus of Boletaceae from eastern North America. Mycologia. Available at: https://doi.org/10.1080/15572536.2007.11832591 [Accessed May 4, 2018].
【R3-05093】2018/5/5投稿

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3行まとめ

北米産のBoletinus castanellusの標本を検討し、本種に新属Bothiaを提唱した。
本種は常にコナラ属植物と関係を持ち、傘が栗褐色、子実層托が淡褐色で垂生し、柄が偏心生で短く、つばを欠き、胞子紋が黄褐色であることなどで特徴づけられた。
本属は分子系統解析でイグチ科クレードにおいて独自の系統を形成した。
New York, Bronx County, Bronx, New York Botanical Garden

(新組み合わせ)

Bothia castanella (Peck) Halling, T.J. Baroni & Manfr. Binder
旧名:Boletinellus castanellus (Peck) Murrill
語源…(属名)Ernst E. Both氏に献名
※本種のネオタイプ標本を指定した。
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